スペードの6は怠慢罪。

こんにちは。

ある程度かたちになってくると、次に何をやっていいのか分からなくなることってありません?

3月5日と6日はそんな気分でした――。

ピピピピピ

不穏な気配を感知しマシタ

口で言うんだ

前回は瞳の中をぬったところで終わっています。

ギラギラカラコン

3月5日は、カードを1枚描いて、瞳の中と髪の影とまつ毛をいじっていますね。けっこう頑張ったみたいです。

えらすぎない?
ほめてほしいんだけど(ふふん

偉そうが過ぎる

カードの中に描いたのはこの子です。知ってます?

手が生えている

そう、ドードーです。スクリームみたいな顔していますが、ドードーです。

↓最終絶叫計画の印象が強すぎて、ホラーのイメージが薄れたスクリームさん↓

↓最終絶叫計画↓

ドードーを見ると、なんとなく怖さを感じます。

小さい頃(たぶん就学前)に図鑑で見て、そこに絶滅したって書いてあったんです。なんだかショックでしたね。「死」や「無」について初めて考えたんじゃないかな。布団の中で泣いた記憶があります。その印象が強いのかもしれませんね。

さて、このスクリームみたいなドードーをカードに捕えることができましたので、アリスの色ぬりの許可がおりました。

ぬってよし!

じゃむじゃむ!

まつ毛をぬりーの、髪に影を書きーの、モコモコカーペットに書き足しーのしていきます。

そうして出来たのが……じゃーん、コチラ。

まつ毛、髪の影、ドードー、カーペットのモコモコちょっと追加

目の下のくまがまつ毛になったことで、いくらか健康的になってしまいましたが……

え、こっち見てるんだけど……

トゥンク

か、かわいい。

もっと洗練する余地はありますが、ツルンとした瞳。イイ!

ハイライトなしと比べてみましょう。

ハイライト無し
ハイライトあり+まつげ

ちょっと笑顔もみてみたいなぁ。

にこっ

あっ、今こっちみて笑った!

ほ、本気で言ってる……

この日は興奮したまま眠り、翌日にカードを1枚描きました。

スペードの6

お分かりいただけただろうか。

もちろん、檻の中でぐったりしているところを描いたつもりだったんですよ。でもやる気がない変態にしか見えません。

そのせいなのかは分かりませんが、残り2つのカードを描く気が無くなってしまいました。色をぬる気も起きず、結果、全体としてはこんなカンジで終わりにしています。

カードっぽく

まあ、カードだけ見ると悪くない仕上がり。

ただ、しばらく眺めていると色合いが微妙に思えてきました。ごちゃっとして見えません? ガラスのカードにしたほうが良かったかも。

じゃあ、さっそく直しちゃいましょ

………………

ん? どうしたの?

………………

ここで、冒頭に書いた問題が発生しました。次に何をすればいいかが分からなくなってしまったのです。

だめだ……
感動がない

急に巨匠みたいなこと言いだしたわ

なかなかいい仕上がりだとは思うんです。雰囲気も出てきています。一通りぬり終わっていますから、ここで「完成!」としてもいいかもしれません。

あるいは影を濃くしたり、反射光を入れたり、線画から描き込んだりして完成度を高めるのもアリでしょう。体の内側からは「もっとだもっと!」とクオリティアップを求める声が聞こえてくるのですから。

けれど……。

思い浮かべるだけで感動するような作りたい衝動が湧いてきません。

衝動的にペンを動かしたくなる理想像が頭の中にないんです!

これは大問題でしょう。いいえ、超問題です。

このまま手を動かし続けた先に何が待っているのかは知っています。ダラダラと手を動かし続けながら「なんかちがう」を繰り返すだけの日々。

いけないっ!

何とかしないと!

こんな時はアレですネ

そうね

アレしかない!

そんなわけで、ダラダラとやっても仕方ないので、アリスはここで放置することにしました。時間を置いて技術をみがけば、何をどうすればいいのかが見えてくるでしょう。

未来の自分に期待します。

かっこいい

じゃあつぎは何をするの?

いろいろな描き方を調べているうちに『厚塗り』というものが気になったので、次回からはそっち方面を攻めてみたいと思います。

もふもふ!

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