『雑念を横に置く』という発想

雑念を横に置くという発想 雑記

 集中しているときに限って浮かんでくる雑念。

 すっきりと払拭して集中しなおせる方法を見つけました。

 ただしいつも通り、何の科学的根拠もない、ぬこじゃむの経験知ですけどね!

いつものこと

集中を邪魔する雑念

 ぬこじゃむはよく本を読みます。

 小説が好きですが、雑学本とかハウツー本とか、ビジネス書や自己啓発本も好きです。

 なんか気分がよくなるし。

 最近は一日一冊読んでいるものの、以前は一ページに五分も一〇分もかかっていたのです。

「面白くなってきたぞー」っていうところで、過去の赤っ恥シーンが頭をよぎったり、悲しかったことが浮かんだりするんですよね。

トリガーワード

 雑念が浮かぶときって、読んでいた文章の中に似たような経験特定の言葉が含まれてることが多いです。

 それがトリガーワード。

 トリガーは『(鉄砲の)引き金』っていう意味で、Trigger wordにすると「引き金になる言葉」。

「その言葉を聞いて思い出したんだけど……」

 なんて言ったり聞いたりした経験はあると思います。

 話題を変えたいときは便利ですよね。乱用すると嫌われちゃうけど。

あ、それで思い出したんだけど

まだ話の途中!

ふぇ……

 雑談中ならまだいいのですが、勉強中や本を読んでるときにトリガーが引かれちゃうとやっかいです。

 本に書いてあるたくさんの言葉たちが、思い出したくない記憶に紐づこうとしてくるんですから!

 一つの記憶をトリガーに、顔を覆いたくなるような別の記憶が呼び出されて、それを払拭できたと思ったらまた別の言葉で思い出して、さらにそれをトリガーに別の記憶まで……って。

 もう白目になっちゃう。

 ページは進まないのに、時間だけが刻々と過ぎてく……。

雑念を払う方法

 その「思い出の誘爆10連発」みたいな状態を振り払うために、様々な方法を試みました。

過去に試した方法

  • 奥歯をぐっと噛んで食いしばる
  • 深呼吸をする
  • 頭をガジガジかいてみる
  • 腕や太ももをつねる
  • 「あーあーあーあー」ってうなる
  • 白目になってみる

 そして最近までやっていた「振り払う動き」です。

 思い出した瞬間に手をババババッて動かし、雑念を消し去るのです。

 これはそこそこ効果がありました。

 しかし、困ったことにそれでもすぐに浮かんでくるんですよね。

 散らした雲が集まるように復活しちゃうのです。

横に置いておくイメージ

 そんな日々に終止符を打ったのが『横に置いておくイメージ』です。

 トリガーによって雑念が呼び出されたら、そっと横に置いておく。

 たったこれだけ。

 『振り払う』だったイメージを、『横に置いておく』というイメージに変えるだけで、記憶の戦場みたいなところに立たなくて済むようになったのです!

 たとえトリガーワードが一つだけじゃなかったとしても、一つ一つ『横に置いておく』だけでOK!

 復活しちゃうこともありません。

 おかげで物語のテンポを崩すことなく本を読めるようになりました。

「ここで一旦CMです」とはおさらば!

 これはぬこじゃむにとってかなり画期的なことなのです!

方法

 やり方は……そのままですね。

 呼び出された記憶を、そっと両手につかんで、ひょいと横に置く。

 そっと、っていうのがコツかもしれない。

 「横に置く」瞬間にとっても落ち着いた気持ちになっているから、集中が戻りやすくなってるのかも。

 呼吸法とか瞑想とか、リラックスした状態を作るとすごく集中できますよね?

 それらの効果を知らず知らずのうちに引き出しているのかもしれません!

て、てんさいかも……

まとめ

まとめ

トリガーワードだなんだと解説したけど、雑念が浮かんだら横に置いておく。それだけ!

 というわけで、読書や勉強に欠かせない集中力。

 「集中したい!」という思いがある限り、この方法は役に立つ人には役に立つと思います。

 黒歴史を思い出したら是非、試してみて!

 それではこの辺で! 次回はあの辺で!

役に立たない人には役に立たない

雑念を横に置くという発想のマインドマップです
『雑念を横に置くという発想』のマインドマップ

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