夢に色がついた話

夢に色がついた話のアイキャッチ 雑記

実生活と夢とのつながり

 昨日見た夢のこと、どれくらい覚えているでしょう。

 実生活と夢とのつながり、そしてイメージの可能性。

 それらについて考えるきっかけとなった出来事と、今考えていることのお話です。

猫に踏まれる夢を見たよ

モノクロだった夢

 夢の内容は結構覚えている方です。

 空を飛んだり誰かと闘ったり、あるいはとても懐かしい思い出の再現だったり。

 起きた時に覚えていることもあれば、「なんだか楽しい夢だった」とざっくりとした心地だけが残る場合も。

 ただ、ぬこじゃむの場合、自由度はさほど高くありませんでした。

 空を飛ぶのは決まってとても低いところ(地面スレスレ)だし、飛び始めてそう経たないうちに墜落して目覚めるし。

 動きは緩慢でのったりくったり、海の中で走るようなもどかしいものばかりなのですよ。

 そして、そのどれも鮮やかな色の印象はありませんでした。

猫パンチが遅いんだけど

そもそも夢とは

 読んだ本の限りでは、記憶を整理しているようですね。

 脳は最近体験した出来事を整理しつつ、すぐに忘れてしまう記憶の置き場(短期記憶)から、ずっと覚えている記憶の置き場(長期記憶)へと、移動させます。

 寝ている時に整理されるのですが、その際、色々な出来事をごちゃごちゃに混ぜられるのだとか。

だから昨日見た猫に、トイレでお説教をされる夢を見たんだねぇ

一体何があったの

色がついた日

 さて、ある日突然、夢に色が付きました。

 夢の中で夢だと自覚したのも初めてです。

 それはそれは鮮やかで、普段気にしない建物の色までじっくり観察。

 何より変わったのが「動き」。水を掻くような息苦しさがなく、むしろ現実よりも軽やかに動ける。こんなことは初めてでした。

 その日の夢の最後に空を飛んだのですが、その高さにびっくり、雲の上まで飛び上がっていたのですよ。

 高度は自由自在。

 とはいえ、高所恐怖症なのでガクブルして目覚めちゃったんですけどね。

イメージの可能性

 どうしていきなりそうなったのか、心当たりはありました。

 一週間くらい前から、暗記の訓練をしていたのです。

 それ以外にしていたことはなかったので、すぐにこれが夢と関係しているのではないかと思いました。

イメージ力

 この訓練で重視していたのが『イメージ力』。

 覚えたい言葉を見てすぐ目をつむり、頭の中で「その言葉に関連する物事を映像化」していました。イチゴなら真っ赤なイチゴを思い浮かべるといった具合に。

 初めはなかなか映像が浮かびませんでしたが、次第に短い時間でしっかり描けるように。

 夢に色がついたのは、その矢先の出来事だったのです。

仮説

 そこでぬこじゃむは仮説を立てました。

 『イメージ力を磨けば、夢の見方をどうこう変えられる。

 つまり、脳に変化が起きている。

 そして、その能力は伸ばしていける』

たぶん

 まぁ、夢をどうこう変える必要はないんですけど。

 ただ、イメージ力向上にはメリットもあると思うのです。

イメージ力を鍛えるメリット

学習能力の向上

 暗記したいものを映像化して覚えると、記憶との結びつきが強くなる。(これはよく本に載ってる)

 ぬこじゃむの訓練成果で言えば、覚えるまでの回数が減るので、その分他のことに時間を使えますよね。

 集めた情報の処理を、頭の中でできる量も違ってくるでしょう。

 文章の映像化によって、読書のスピードや、その深さも変わるのではないかと。

深み

共感力の向上

 相手の痛みを知る力、と言い換えてもいいかもしれません。

 身近な誰かに「こういうことがあって辛いんだ」と相談されたとします。

 ある人は「あー、実は自分にもこういう事があってね」と、自分も辛い思いをした仲間なのだと、言うかもしれません。

 けれど、これは共感ではないのです。

なぬっ

 これは、自己開示。辛くてどうしようもない人にとってみれば、自分語りと受け取られるかもしれません。

 この場合の共感というのは、

 「それはつらかったね」

 という一言。

 しかしその一言は、どれだけその人の辛さをイメージできたかによって、伝わり方が変わってくるのです。

 分かったような顔で同じ言葉を話しても、それなりの効果はあると思います。

 だけど親身になって、相手の気持ちを感じ取った上での一言は、別物です。

 身近な誰かの支えになることが出来るでしょう。

辛いんだよね

からしだからね

次の人間の在り方

 このイメージ力というもの(勝手にそう呼んでるだけ)は、映像化に限りません。

 音や匂い、触り心地や重さ。

 普段から五感を使って感じ取っている様々を、頭の中でイメージし、体感することが出来るようになれば、もっといろいろなことが出来るようになるでしょう。

 とても可能性を感じています。

 ちょっと大きな話にしてみると、これはこの先の社会、人間の在り方に繋がってくるはずです。

 進化した人間はきっとこのイメージの力を使いこなしています。

 それによって、学習し、より良く協調できるようになれば、ラブ&ピース、万歳です。

 今こそイメージの力を伸ばし、次の人間を目指そうではありませんか! 

ぬこなんだけど

終わりに

 というわけで、夢に色がついた話でした。イメージ力に関しては、色々考えて変な訓練を実行中です。

 そういうの好きなので、また何か書きます。

 最後に一言だけ言わせてください。

 なんか怪しい講座みたいになってる。

 それではまたあの辺で!

マインドマップ

コメント投稿